2024年5月5日
2024年5月5日
心臓に関するプロブレムは、全て”心拍出量”に帰結する。 例えば、心室細動というプロブレムは心拍出量が0になるプロブレムである。 このプロブレムの解法は、 患者の現在の心拍出量がどうなっているか?足りているのか?何が需給バランスを崩しているのか?その根本解決はどうすればいいのか?という4段構えになっている。 心拍出量の把握おいて、安い早い旨いのが心エコーでのVTI測定となる。 きれいなVTI測定はどういう条件なのだろうか? 【きれいなVTIとは?】 ガイドラインには、”速度(VTI)を測定するときは、スペクトル記録の濃い外縁を使用する”とだけで、原理は記載されていない…
E/e'の落とし穴
2023年11月26日
2023年11月26日
集中治療医が好きな心エコーの測定所見TOP3といえば、 1.VTI 2.E/e' 3.TAPSE である。間違いない。 回診でも毎日の様に耳にする所見である。 残念ながら、しばしば、所見の絶対値に振り回されている印象がある。 【E/e'とは】 拡張期は、収縮期に捻られながら収縮することでエネルギーが蓄えられる→ねじれが開放され左室内圧が低下(等容性弛緩期)→左室圧が左房圧を下回ると圧較差が発生し僧帽弁が開放され血液が流入(急速流入期)→血液が左心房と左心室間の圧較差がなくなるまで流入(緩徐流入期)→心房収縮によりダメ押し(心房収縮期)、という経過を…
VExUS grading system:うっ血のエコー評価
2022年11月20日
2022年11月27日
【話題になった論文】 Beaubien-Souligny W, Rola P, Haycock K, et al. Quantifying systemic congestion with Point-Of-Care ultrasound: development of the venous excess ultrasound grading system. Ultrasound J . 2020;12(1):16. 【結論】 ・この前向き観察研究(のデータを使用した後ろ向き研究)では、VExUSにより心臓外科術後の(うっ血の結果として発生する)AKI発…
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